推しアーティストの全国ツアー同時上映、サッカーW杯やJリーグの大事な一戦、eスポーツの世界大会のオフ観戦会。
家のテレビでは狭すぎる、スポーツバーでは仲間全員入れない、公式のライブビューイングはチケットが取れなかった。
そんなとき「自分たちで会場を貸切って、自由にパブリックビューイングを主催する」という選択肢が浮かぶ方も多いはずです。
開催を決める前に必ず押さえておきたいのが放映権と著作権の問題。
2026年のWBCでは、普段スポーツ中継を流している野球居酒屋やスポーツバーの多くが、パブリックビューイング営業を断念しています。
このページでは、大阪・難波でパブリックビューイングを開く際の会場選びのコツと、開催できるケース・できないケースの境界線を主催者目線で整理しました。

目次
パブリックビューイングが
開催できる場合と
できない場合の境界線

ここが今回の記事でいちばん重要なパート。
パブリックビューイングは「やりたい内容」によって、そもそも開催できるかどうかが変わります。結論から言うと、判断の軸は次の4つ。
- コンテンツは何か(テレビ放送か、動画配信サービスか、公式ライブビューイングか)
- 映像を映す機器は何か(家庭用テレビか、大型プロジェクターやスクリーンか)
- 参加費を取るか(完全無料か、有料か)
- 主催者は誰か(個人の推し仲間か、企業・団体か)
この4つの組み合わせで、開催の可否と必要な手続きが大きく変わります。
前提となる2つの条文|著作権法38条3項と100条
テレビ放送をそのまま観衆に見せる行為は、著作権法では「公衆伝達」と呼ばれます。
押さえておきたいのが著作権法38条3項の考え方で、「営利を目的とせず、観衆から料金を受けず、出演者に報酬を支払わない」という3条件を満たす場合は、家庭用受信装置を使う限り自由にテレビ放送を公に伝達できる、と定められています。
問題はもう1つの条文、著作権法100条(テレビジョン放送の伝達権)。
こちらは「放送事業者は、影像を拡大する特別の装置を用いてその放送を公に伝達する権利を専有する」と定めていて、プロジェクターや大型スクリーンといった「影像を拡大する装置」を使う場合は、非営利・無料であっても放送事業者の許諾が必要になる可能性が高いとされています。
ザックリ整理すると、次のような図式になります。
- 家庭用テレビ+非営利・無料・無報酬 → 基本的に自由に開催可能
- 家庭用テレビ+営利目的または有料 → 放送事業者への確認が望ましい
- プロジェクターや大型スクリーン使用 → 営利・非営利を問わず放送事業者の許諾が必要になるケースが多い
家庭用テレビと大型スクリーンで線引きが変わる
「家庭用テレビ」の具体的なサイズに法律上の明確な数値はありませんが、業界の通例では概ね55インチ程度までを家庭用とみなす見解が多いです。
50インチのテレビで仲間内のホームパーティー的に観戦するケースと、100インチ超のプロジェクターで50名の前で上映するケースでは、法的な位置づけが明確に変わります。
大型スクリーンを使った本格的なパブリックビューイングを開く場合は、放送事業者や放映権保有者に事前に問い合わせ、許諾の取得やライセンス料の支払いが必要になるケースがあると認識しておくのが安全です。
参加費を取ると「営利目的」とみなされる可能性
参加費を明確に取らなくても、「パブリックビューイング開催!」とSNSで告知して集客した時点で、店舗や主催者の利益につながる「営利目的」とみなされる場合があります。
過去のFIFAワールドカップでは、500人未満の小規模会場でも営利目的のライセンス料として数十万円の設定がなされた事例も。
「営利性」の判定は思ったよりゆるくないので、少しでも集客や宣伝を絡める場合は慎重に権利元に確認する姿勢が求められます。
WBC・W杯・配信サービスごとの
放映権の扱い方
コンテンツによって必要な手続きはまったく違うので、具体例で整理しておきます。

WBC2026はNetflix独占で
商用パブリックビューイングが事実上NG
2026年のワールド・ベースボール・クラシックは、米大手動画配信サービスのNetflixが放映権を保有し、本大会を視聴するにはサブスクリプション契約が必要という形になりました。
Netflixの利用規約は個人的な非商業的用途に限定されているため、飲食店などでの上映は規約違反にあたる状況です。
実際に東京の老舗野球居酒屋が商用利用の可否をNetflix社に問い合わせたところ、個人利用のみを想定したサービスで商用利用できる環境はない、との回答を受けてパブリックビューイング営業を断念しています。
Netflixは侍ジャパン選手の出身地やゆかりの地の自治体、学校と協力し、公式イベントとして全国約150カ所での無料パブリックビューイングを計画中とのことで、公式に指定された自治体・学校主催のものだけが例外的に開催できる形。
民間の主催者が独自にWBC2026のパブリックビューイングを開くのは、現時点では現実的ではありません。
DAZN独占配信の試合は
DAZN for BUSINESS契約が必須
Jリーグ全試合や海外サッカー主要リーグを独占配信しているDAZNも、個人アカウントでの商用利用は明確に禁止されています。
店舗や会場で流す場合は法人契約「DAZN for BUSINESS」の加入が必要で、飲食店向けで小中規模(収容最大20名以下)は年額15万円、中規模(収容21名以上)は年額30万円(税抜)の12か月契約が基本。
単発のイベントで使いたい場合も、原則として年額契約が前提となります。
規約違反で視聴した場合は通報フォーム経由で発覚するリスクもあり、個人アカウントでの流用は避けるのが鉄則です。
FIFA W杯など大型国際スポーツは
公式申請とライセンス料
サッカーW杯やオリンピックといった大型国際スポーツは、大会ごとに公式のパブリックビューイング申請窓口が設けられるのが通例です。
過去のFIFAワールドカップでは、ライセンス料は会場の収容人数により変動し、500人未満で20万円から2万人以上で365万円(税別)といった料金設定がなされていました。
開催が決まったら早めに公式サイトから申請書類を取り寄せ、審査・契約・ライセンス料の支払いを順序立てて進める流れになります。
公式ライブビューイングは
指定会場のみで個別主催は不可
アーティストのライブツアーで展開される公式ライブビューイングは、配給元が指定した全国の映画館などで同時上映される仕組みです。
上映権・配信権がすべて公式でパッケージされているため、個人や民間の主催者が会場を借りて独自に同時上映することはできません。
すでに販売されているライブDVDやBlu-rayを仲間内で鑑賞する会を開くケースもありますが、大型スクリーンで大人数に見せる場合は上映権が働くため、完全にプライベートな少人数での鑑賞以外は慎重な判断が必要です。
主催者が
パブリックビューイング会場を
借りる前にやるべき3ステップ
ここまで読むと「結局どうすればいいの?」となるので、実務的な進め方を整理します。

ステップ1:コンテンツの権利元を特定する
「何を見るか」を決めたら、そのコンテンツの放映権・上映権を誰が持っているかを確認します。
地上波のテレビ放送であれば放送局、配信サービスならプラットフォームの規約、公式ライブビューイングなら配給元。
迷ったら大会公式サイトや配信サービスのFAQが最初の入口です。
ステップ2:使用する受信装置と会場規模を決める
次に、家庭用テレビで済むのか、大型プロジェクターを使うのかを決めます。
20名程度までなら家庭用大型テレビで見られるレイアウトも組めますが、50名を超える規模なら視認性の観点から100インチ以上のスクリーンが現実的。
装置のサイズ次第で必要な手続きが変わります。
ステップ3:権利元に問い合わせて書面で確認
営利・非営利、有料・無料の区分を自分で判断せず、権利元に「こういう条件でこういう規模で開催したい」と具体的に問い合わせるのが最短ルート。
回答はメールなど書面で残し、当日のトラブルを防ぎます。
判断に迷う場合は著作権専門の弁護士への相談も選択肢になります。
大阪 難波の貸切会場
「なにわGROWUP」の
設備と特徴
放映権のハードルをクリアした主催者が次に直面するのが会場選び。
仲間内の小さな集まりなら家庭用テレビで十分でも、30名・50名を超える規模になると、スクリーン・音響・回線・控室の4点が揃った会場が必要です。
なにわGROWUPは南海難波駅から徒歩3分、日本橋駅から徒歩7分の立地にある貸切イベントスペース。
135インチ大画面プロジェクターで臨場感を再現


家庭用55インチテレビと135インチプロジェクターでは、体感の没入感がまったく別物。
大人数の歓声のなかでもプレーの詳細や推しの表情をはっきり視認できるサイズ感は、パブリックビューイングの核心です。
機材の詳細は設備ページに掲載しています。
PA音響で応援MCや物販アナウンスが埋もれない
TASCAMやYAMAHAのミキサー、Wharfedale Proのメインスピーカーを核としたPA音響を常設。
試合前のMCやハーフタイムの物販アナウンス、応援コールの音響リードなど、飲食店のBGMシステムではカバーしきれない演出が可能です。
ワイヤレスマイクも使えるので、司会者が会場内を自由に動けます。


業務利用に耐える高速光回線で配信が止まらない
DAZNや公式配信プラットフォームで試合を視聴する場合、回線が落ちると会場の空気が一気に冷めます。業務利用に耐える高速光回線を備えており、4K画質の長時間配信にも安定して対応。万が一に備えて、予備のテザリング機器を準備しておくとさらに安心です。
着席70名・立見120名のフロア可変キャパシティ
最大で立見120名が収容可能。
着席スタイルなら約70名まで対応できるので、少人数のコアなファンミーティング規模から、本格的な応援イベントまでレイアウトを変更して対応できます。

深夜パックで時差スポーツやライブ配信に対応
22時から翌6時までの深夜パックが35,000円で用意されているので、ヨーロッパのサッカー中継や北米のeスポーツ大会など、深夜から早朝にかけての配信コンテンツにも使えます。
時間帯別の詳細は料金ページで確認できます。
こんな方におすすめ
なにわGROWUPが向いている主催者像
アーティストの推しコミュニティ幹事さん
全国ツアーの千秋楽を大阪組みんなで見届けたい、ライブBlu-rayの発売記念で鑑賞会を開きたい、配信限定の特番をファンクラブ仲間と楽しみたい、といった推し活系主催者に。
ペンライトや応援グッズの持ち込みが自由で、推しケーキ持込のスペースも確保できる自由度が魅力です。
オタロード至近の立地は、アニソンDJイベントのような推し活系企画と好相性。
スポーツファングループの幹事さん
会社の野球部メンバーでJリーグを応援する会、草サッカーチームで海外リーグを朝まで見続ける会、ボクシングやMMAの世界タイトル戦を見守る会。
スポーツバーではキャパオーバーで全員入れない、というケースで貸切なら仲間だけで気兼ねなく盛り上がれます。135インチスクリーンならフィールド全体の戦術も余裕で追える。
配信イベント主催者・eスポーツコミュニティ
大会の決勝戦を大阪のファンコミュニティで同時視聴したい、ストリーマーのオフ観戦会を企画したい、格闘ゲームの世界大会決勝トーナメントを観たい、といったゲーム・配信系主催者に。
eスポーツ会場やVTuberイベントのように、高速光回線と大画面・本格音響の組み合わせが活きる使い方ができます。
大阪 難波の
パブリックビューイング会場に
関するよくある質問
-
放映権の取得は会場側で対応してもらえますか?
-
会場はあくまで場所と設備を提供する立場です。
放映権やコンテンツの利用許諾の取得は主催者側の責任となるため、開催可否の判断や必要な申請は事前にご確認をお願いしています。
判断が難しい場合は、著作権専門の弁護士や各コンテンツの公式窓口への問い合わせをおすすめします。
-
飲食物の持ち込みはできますか?
-
食事と一般の飲料(ノンアルコール)はお持ち込みいただけます。
アルコール類の持込および会場内での提供は禁止となっておりますので、お飲み物の準備時にはご注意ください。
-
事前の下見はできますか?
-
可能です。
お問い合わせフォームから日時のご相談をお受けしています。
スクリーンの視認性や物販動線の確認は、実際に会場で確認いただくのが一番確実。
-
深夜の試合中継にも対応できますか?
-
22時から翌6時までの深夜パックをご用意しており、海外時差のスポーツ中継やライブ配信にも対応できます。
仲間と過ごす特別な一戦を、
難波の貸切スペースで
パブリックビューイングは、単に試合やライブを見る時間ではなく、同じ瞬間を仲間と共有する体験そのものが価値になるイベントです。
放映権の壁は事前に丁寧に確認する必要がありますが、そこを越えた先には、自宅では絶対に味わえない一体感と熱量が待っています
大阪 難波エリアで貸切のパブリックビューイング会場をお探しの方は、まずはお気軽にご相談ください。
大阪 梅田・難波でイベントスペース を探されている方!
「なにわGROWUP」 について
お気軽にお問い合わせください。

大阪 梅田 難波 心斎橋エリアのイベントスペース「なにわGROWUP」の料金や空き状況について、お気軽にお問い合わせください。
お電話からのお問い合わせはこちら
(06-7777-3644)
公式ラインでも受付中📤






